ネオ・・・ロマンティック~春夏ロンドン②~

14年春夏ロンドン・コレクションにソフトで優しいイメージが広がっている。

花をテーマにしたロマンチックな世界に、エッジーなアイデアやセクシーなアイテムを加えて変化をつけたブランドも多い。

白を基調に、先シーズンにつづくピンクがキーカラーになっている。

シフォンやオーガンディ、レースなどの透ける素材、透明感あるメタリックな光沢も欠かせない。ボトムは断然スカート。


「バーバリー・プローサム」

ドロップショルダーのオーバーサイズコートやジャケットは、パウダーカラーがのせられマシュマロのようなふんわり優しい仕上がり。

ダブルフェイスのカシミヤも、ものすごくストレッチが利いたスポンジのようなニットでできている。

そこに、シャープなタイトシルエットのレースやオーガンディーの透けるスカートを合わせる。

メンズコレクションに続く、リラックスムードのハッピーなコレクションだ。

花びらのモチーフはビジューで服やベルトを飾り、パステルカラーのバッグを覆う。

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「バーバリー・ペタル」と名付けられた花びらのイメージバッグは、ファーやラバーを使ったものもある。

足元は、前シーズンのフラットシューズから再びピンヒール。テーマはイングリッシュローズ。

「クリストファー・ケイン」

レザーでトリミングしたしずくのようなカットアウトを散らしたスーツやドレスでスタート。

胸にずばり「フラワー」と書かれたトップが登場し、それが花びらであることに気づく。

不織布を重ね合わせたような花の精のようなドレス。

花の断面図をカットアウトしたセットアップ、図鑑にでてくるような花のアップリケをたくさんつけたオーガンディのワンピースなど。

花がテーマでも単なる花柄やコサージュでは終わらない。

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ケリング傘下での初めてのコレクションになった今回、これまで何気なくのぞかせていたおてんば少女のようなムードは消え、遊び心がわかるエレガントな女性の服へと昇華した。

14年中に路面店を開店する計画も発表した。

 

ショー直前にLVMHモエヘネシー・ルイビトングループによる買収の噂が流れ、クリストファー・ケインに続く、大物新進デザイナーになるかその行方が注目される「JWアンダーソン」

アンダーソンのボディーと布の対話における実験は、先シーズンの流れを引き継ぎながら進化を続ける。

四角い布地をつなぎ合わせる、あるいは腕を覆うようにカバーするテクニックは既視感がある。

前から見るとロングスカートのようで、実はその布はエプロンのように垂れ下がっているだけで後ろはその下にはいたミニスカートだけ、といったデザインもしかり。

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直線の布地をボディーに当て、流し、折りたたみ、ドレープやギャザーを寄せて形成した服は、シンプルなようで作り込んでいる。

そうした形があるようでない服に加え、今シーズンは存在感のある表面加工が目を引いた。

レザーや合皮に施されたプリーツやツーアンドツーチェックのようなつまみ加工、白や黒のドレス全面を覆うフリルのような立体的な装飾。

総スパンコールで描かれたグラデーションを施した亀甲柄もある。

しかし特筆すべきはそうしたテクニックではなく、そこから放たれるムード。

ジェンダーレス、無機的、実験途中の未完の美といったニュアンスは残しながらも、透明感のあるフェミ二ティーに包まれたエモーショナルなコレクションで、次なるページをめくった。

「トム・フォード」

色柄の洪水だった前シーズンとはうってかわり、シャープ白と黒。

ボックスシルエットのバイカージャケットや大きな襟のショートコートにボディーコンシシャスなミニドレスを合わせる。

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そんなハードでセクシーなスタイルは、透ける素材やカットアウトレースで軽いイメージに仕上げられている。

ミニドレス、さらに足までもミラー飾りで覆うなど、凝った表面効果でみせるスタイルも全身同じ色でシャープな印象。

このほどスローンストリートに2フロアの路面店も開店。

ロンドン発のスーパーラグジュアリーな世界をだだ一人、力強くリードする。


◆ミス日本◆の指導インストラクターも絶賛!!まさに正統派。その名も「みんなの美脚プログラム」

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